東京都民銀行は、東京都港区に本店を置く、東京で唯一の地銀です。その東京都民銀行が提供しているカードローンに、Webカードローンがあります。
この記事では、Webカードローンのおすすめポイントや気をつけなければいけない点、デメリットを詳しく紹介しています。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
東京で暮らす人のための地銀!東京都民銀行はこんな銀行
Webカードローンの詳細を知る前に、まずは東京都民銀行がどのような銀行かを知りましょう。
東京都民銀行は、東京都港区に本店を持つ、東京都で唯一の全国地方銀行協会の会員(いわゆる地銀)です。「東京都の中小企業を支援する」という目的で設立されたため、企業を支えるさまざまなサービスが充実しています。
また、東京で働く人を応援するための個人向け商品を多彩にラインナップしているのも東京都民銀行の大きな特徴です。この章で、東京都民銀行がどのような銀行なのかをもう少し詳しく見ていきましょう。
東京・港区に本店を置く東京都で唯一の地銀
東京都民銀行の概要は、以下になります。
本店所在地:東京都港区六本木2丁目3番11号
電話番号:03-3582-8251(大代表)
総資産:2兆7,919億円
預金:2兆3,904億円
貸出金:1兆8,421億円
資本金:55,620百万円
東京都民銀行は、「東京都の中小企業を支援する」ことを目的に1951年(昭和26年)に設立された銀行です。戦後に戦後復興金を市中に流通させるために設立された、いわゆる戦後地銀のひとつとして知られています。ちなみに、東京都に本店を置く地銀は東京都民銀行のみです。
地方銀行の総資産や預金額のランキングでは、64ある地銀の中で例年40位前後と事業規模はそれほど大きくはありません。しかし、その分きめの細かいサービスに定評があります。
「創業サポートローン」や「事業継続・相続対策サポートローン」、「女性活躍応援融資」など、法人向けに主に東京で事業をおこなう人や創業したい人を支援するさまざまなサービスを提供しています。
また、個人向けには、この記事で紹介するWebカードローンを筆頭に、住宅ローン、マイカーローン、不動産担保ローンといった一般的なローンのほか、ペット保険などの変わり種の商品も充実しています。
さらに、忙しくて来店する時間がない人のために、Webカードローンやインターネットバンキングなどのウェブ上で手続きが完了するサービスが多彩なのも、東京都民銀行の大きな特徴です。次の章では、主に企業向けのさまざまなサービスをもう少し掘り下げて紹介していきます。
東京で事業をおこなう人を充実のサービスで応援
先にも述べましたが、東京都民銀行の大きな特徴として、東京で創業したり事業をおこなったりしていくうえで役立つさまざまなサービスを提供しているという点があります。代表的な事業サポートサービスをご紹介します。
- 創業サポートローン
- 事業承継・相続対策サポートローン
- スモールビジネスローン
- 前給
- Lady Go!
- ビジネスフリーダム
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
- 創業サポートローン
その名の通り、東京で創業したい人を支援する仕組みです。500万円以内の創業資金を無担保、保証人なし(個人事業主の場合は保証人なし、法人の場合は代表者が保証人)で貸し付けをしてくれるサービスです。
- 事業継承・相続対策サポートローン
資産を相続する際や、事業継承をする際に相続税や贈与税などで多額の現金が必要になります。こちらは、その際に必要な資金をサポートしてくれるサービスです。
- スモールビジネスローン
事業をおこなう上で、急に現金が必要になることもよくあることです。その際に重宝するのがこのサービスです。無担保、保証人なしで必要なものは決算書1期分のみです。相談の翌日に審査結果を回答というスピード感がウリです。
- 前給
自社の従業員が給料日前に働いた分の賃金の一部を受け取れるサービスです。人材確保に頭を悩ませる企業に喜ばれているサービスです。
- Lady Go!
女性が経営する企業や女性の社会進出を支援する会社に特化した融資サービスです。最大5億円までの融資が可能です。
- ビジネスフリーダム
こちらは個人事業主に特化したサービスです。無担保、保証人不要で最大500万円まで融資が可能です。原則即日回答というスピード感と使い道が不要な自由さがウリの商品です。
東京都民銀行がどのような銀行か、大まかにわかってきたのではないでしょうか。次は、東京都民銀行のもうひとつの大きな特徴であるインターネットに特化したサービスを詳しく見ていきましょう。
来店の時間がない人に嬉しいインターネット支店も
インターネットを使った取り引きやサービスが充実しているのも東京都民銀行の大きな特徴です。インターネットを使用したサービスと一言で言ってもイメージがつかみづらい人もいるのではないかと思います。具体的には以下のサービスが象徴的です。
- インターネットバンキング
- インターネット支店
それでは、それぞれの特色やサービス内容について詳しく見ていきましょう。
- インターネットバンキング
インターネットバンキングは、パソコンやスマートフォン、携帯電話だけでさまざまな銀行取り引きが完了できるというサービスです。残高照会や入金、引き落としの確認。
定期預金預け入れ、振込・振替、公共料金口座振替申し込み、住所変更申込、住宅ローン一部繰上返済予約など銀行が提供するさまざまなサービスが、窓口に行くことなく完了できます。また、各種手数料が窓口よりも割安になっているのも特徴です。
- インターネット支店
通常の銀行支店とは違い、実店舗をもたないインターネット上の支店です。口座開設から利用開始まで来店する必要がなく完了します。働く人にとって、平日の15時までに実店舗を訪れることはなかなか難しいことです。
その点、東京都民銀行インターネット支店は、来店不要なので平日に忙しい人に特に重宝されています。また、インターネット支店だからといって、サービスの制限があるわけではありません。通常の銀行サービスを受けることができます。
ここまで、事業支援とインターネットという2つの側面から東京都民銀行を紹介してきました。この章を読むことで、東京都民銀行の特色がおおよそつかめたのではないでしょうか。
次からはいよいよ、この記事のメインである「Webカードローン」の紹介に移ります。
来店不要&300万円まで所得証明不要!Webカードローンの特徴
これまでの章で、東京都民銀行がどのような銀行か、どのようなサービスに力を入れているか、大体分かったのではないでしょうか。ここからはいよいよ東京都民銀行のカードローン「Webカードローン」の説明をしていきます。
魅力やメリット、おすすめのポイントはもちろん、注意しなければならない点やデメリットなども詳しく紹介します。Webカードローンがどのようなカードローンなのか、あなたにとって本当におすすめなのかがわかるはずです。
Webカードローンはどのようなローン?
Webカードローンの特徴をご説明します。
- Webと郵送ですべての手続きが完了するから来店不要
- メガバンク系カードローンなみの低金利
- 最大500万円までの高額融資が可能で、さらに300万円までは収入証明なし
上記のWebカードローンの特徴については、この章で詳しく説明します。
来店不要!Webと郵送ですべて完結
Webカードローンの特徴として、一番に挙げられるのが契約までに銀行に行く必要がないことです。申し込みから利用開始まで一切、銀行に行かなくて済みます。ここで、申し込みから利用開始までの一般的な流れを紹介します。
- ウェブ上での申し込み
- 記入内容を元に審査開始(本人意思確認、勤め先への在籍確認あり)
- 審査の結果(審査の結果、応諾の場合、郵送もしくはメールにて連絡。審査不可の場合、メールにて連絡)
- 契約関係書類の郵送(東京都民銀行→申込者)
- 契約関係書類および本人確認書類等の返送
- カード到着、利用開始
一般的には、上記の流れになります。これを見ればわかるように、店頭窓口などに行く必要はありません。すべての手続きがWebと郵送のみで完結します。仕事が忙しくて、昼間になかなか銀行に行くことができないという人には嬉しいサービスです。
次に、利用方法を紹介します。Webカードローンで借り入れする方法は以下の2つの方法です。
- ATMでの借り入れ
- インターネットバンキングでの借り入れ
ほかのカードローンと同じく、ATMでの借り入れのほか、インターネット上でも借り入れすることができます。インターネットバンキングでの借り入れは、ATMに行く手間が省けるばかりではなく、ATMに入る姿を人に見られる心配もありません。
さらに、ATMでの借り入れは、1日の借入限度額が100万円(ICチップ取引)と50万円(磁気ストライプ取引)に制限されています。一方、インターネットバンキングでの取引は、限度額内であれば1日の借入限度額は設定されていないという利点も併せ持っています。
4~14%とメガバンク系カードローンなみの低金利
次の大きな特徴は、4~14%という低金利な点です。この4~14%という金利は、消費者金融系カードローンよりも安いのは当然ですが、メガバンク系のカードローンと比較しても安い部類に入ります。以下に実例を挙げます。
- みずほ銀行カードローン「コンフォートプラン」:3.5~14%
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」:1.8~14.6%
- 三井住友銀行カードローン:4~14.5%
上記のように、東京都民銀行のWebカードローンはメガバンク系のカードローンと比較しても、大差がないことがわかります。ここまで読んでいただいた皆さんには、ひとつ疑問が浮かんでいるのではないでしょうか。
それは、「Webカードローンの年利には幅があるけど、どのような条件で年利が変動するのか」という疑問です。端的に言うと、年利は借入金額によって変わってきます。いくら借り入れた時に年利がいくらなのかは下記のとおりです。
借り入れ金額 | 年利 |
---|---|
50万円まで | 14% |
51万円から100万円まで | 12% |
101万円から200万円まで | 8% |
201万円から300万円まで | 6% |
301万円から500万円まで | 4% |
上記のような結果になります。要は、借入金額が高ければ高いほど金利は安くなります。301万円から500万円の金額を借りるのであれば、年利は4%と安くなりますが、50万円までの年利は14%と決して安くはありません。計算してみると、月々に払う金利だけで以下になります。
50万円×0.14÷365×30(日数)≒約5,800円
上記で示したように元本のほかに、毎月約5,800円の金利を払う必要があります。これは決して小さい数字とは言えません。やはり、カードローンの利用は、自分が毎月金利を含めて、どれだけの金額を払わなければならないのかをきちんと計算して、無理のない範囲での利用をおすすめします。
300万円まで所得証明不要&最大限度額500万円
東京都民銀行のWebカードローンは、300万円まで所得証明が必要なく最大500万円までの高額融資が可能なのも大きな特徴です。あまり知られていないかも知れませんが、自分の所得証明を取得することは意外と面倒な手続きを経る必要があります。
所得証明を取得する一般的な手続きは以下の通りになります。
そもそも、フルタイムで働いている方は役所が開いている時間に申請に行くこと自体が楽ではありません。また、役所は基本的に先着順に受け付けているので人口の多い市区町村の場合、申請してから所得証明を手にするまでの時間が読めないという点も難点です。
その点、東京都民銀行のWebカードローンは、300万円まで所得証明が必要ありません。このことだけでも、カードローンの申し込みに関わる煩雑さがかなり軽減されるのではないでしょうか。
パートやアルバイトでも融資OK!Webカードローンのメリット
Webカードローンのメリットを詳しく知ることで、自分がこのカードローンに向いているかどうかがわかるのではないでしょうか。それでは、早速Webカードローンのメリットを詳しく見ていきましょう。
5種類の中から必要に応じて限度額を設定できる
Webカードローンのメリットとして5種類の限度額の中から、自分の必要に応じて好きな限度額が設定できるという点が挙げられます。5種類の限度額の内訳は以下の通りです。
- 50万円まで
- 100万円まで
- 200万円まで
- 300万円まで
- 500万円まで
カードローンを申し込む人の使用目的は、千差万別です。給料日まであと1週間の生活費が欲しいという人から、事業規模を拡大したいから設備投資費用が欲しいという人まで、さまざまな人がいると思います。
生活費が足りないという人は、50万円もあれば十分だと思いますし、設備投資を考える人は数百万単位の資金が必要な場合もあります。
自分に必要ないほどの限度額が設定されている場合、お金の管理が甘くなるという人がどうしても出てきてしまいます。たとえば、限度額に余裕があるから不要不急のものを購入してしまうといった場合などがそれに当たります。自分で厳格に借入額を管理できる人は心配ないかも知れません。
しかし、自分で「限度額が高すぎると怖い」と思う人は、必要な額ギリギリの限度額を申請することが望ましいです。そのような人には、借り過ぎ防止という観点からも、自分に必要な額だけ借りられるというシステムは魅力的に映るのではないでしょうか。
また、当然ながら50万円が限度額のカードローン申し込みより、500万円の限度額のカードローンの申し込みの方が審査はより厳しくなります。自分は少額で良い、審査が緩い方が良いという人は限度額を抑えめにすることがおすすめです。
インターネットバンキングで借り入れが可能
インターネットバンキングを使用した借り入れができる点もWebカードローンの大きな強みのひとつです。東京都民銀行の特徴の項でもお伝えしていましたが、Webカードローンの借り入れ方法はATMとインターネットバンキングの2種類が用意されています。
2つの方法を比較した際、Webカードローンのインターネットバンキングが優れている点は以下になります。
- 24時間いつでも対応可能
- ATMに行く手間がない
- ATMに出入りするのを人に見られる心配がない
- ATMと比べると振り込み手数料がお得
ひとつずつ一緒に見ていきましょう。
- 24時間いつでも対応可能
借り入れも返済も24時間対応可能です。店舗にもよりますが、ATMの場合は夜の7時には閉店してしまうところが多いです。
加えて、東京都民銀行のATMは営業エリアである東京、神奈川、埼玉、千葉にしかありません。急な地方への出張時に利用しづらいことも難点です。
- ATMに行く手間がない
営業時間内にわざわざATMを訪れる手間が省ける点もメリットです。インターネットバンキングなら、どこにいても瞬時に借り入れや返済をすることができます。
- ATMに出入りするのを人に見られる心配がない
会社や家に近いATMで借り入れをする場合、特に気になるのが知り合いに見られることではないでしょうか。インターネットバンキングなら、借り入れも返済も人に見られてしまう心配がありません。
- ATMと比べると振り込み手数料がお得
インターネットバンキングは、振込手数料がお得な点も見逃せないポイントです。東京都民銀行に振り込む場合のATMでの振り込み手数料は、3万円未満だと108円、3万円以上は216円から324円かかってしまいます。
ところが、インターネットバンキングなら手数料は無料です。1回の金額は少額かもしれません。しかし、完済までに少なくても数十回振り込む必要があります。総額で言えば、振り込み手数料は馬鹿にできる金額ではありません。
パート・アルバイトでも定期収入があれば申し込みOK
東京都民銀行のWebカードローンは、その敷居の低さも魅力のひとつです。定期収入のない主婦や学生の借り入れは不可ですが、定期収入がある人であればパートやアルバイトでも申し込みは可能です。加えて、審査に際しての必要年収の明記がないという点も特徴的です。
Webカードローン以外に、東京都民銀行で提供されている使途を限定しない個人向けのローンに「パーソナルカードローン」という商品があります。これには、給与所得者の場合150万円以上、個人事業主の場合100万円以上の年収の証明が必要です。
しかし、Webカードローンの場合は、先述のように300万円までは収入証明が必要ありません。さらに、Webカードローンには、借り入れを申し込むにあたっての詳細な年収設定がありません。
もちろん、カードローンの申請にあたって虚偽の申請は絶対にやってはいけないことです。カードローンの審査が通らないからと言って、虚偽の申請をするのは社会的に信用を失うばかりか、無理な借り入れなどにつながることも十分考えられます。
収入に対して、無理な借り入れは、自分が苦しんでしまうことになります。さらに、自分だけではなく家族などにも大きな迷惑をかける結果になりがちです。虚偽の申請は絶対にやめましょう。
しかし、正直に年収や職歴などを開示した上で、年収の面でパーソナルカードローンの審査が不安だという人はWebカードローンの申し込みも考えてみるのもひとつの手です。
50万円までの借り入れなら、月々1万円からの少額返済もOK
月々の返済金額の少なさもWebカードローンのおすすめポイントです。Webカードローンの特徴として、返済額は借入金額の最終残高に応じるという側面があります。以下が借入金額の最終残高に対する月々の返済金額です。
借り入れ金額 | 月々の返済金額 |
---|---|
50万円以下 | 1万円 |
100万円以下 | 2万円 |
200万円以下 | 3万円 |
300万円以下 | 4万円 |
500万円以下 | 6万円 |
上記を確認していただければわかると思いますが、借り入れの残高が少なくなればなるほど月々の返済額は小さくなります。50万円以下の借入最終残高であれば、月々の返済額は1万円+金利で済みます。
他のカードローンを見ると、返済金額が「月々数千円でOK」のようなカードローンもあります。しかし、あまりにも少ない返済金額では元本がなかなか減っていかず、金利を延々と払い続けるという状態に陥ってしまう可能性もあります。
月々1万円ずつ返済を続けていけば、50万円であれば4年もあれば払い終えることができます。もちろん、繰越返済も可能ですので、さらに短い返済期間で済む可能性もあります。金利などを含めた総返済額を考慮すると、月々1万円の返済は無理なく返済できる現実的な金額ではないでしょうか。
ここまで、東京都民銀行のWebカードローンのメリットや魅力、おすすめの人について詳しく見てきました。しかし、メリットがあればその分だけデメリットもあるというのが世の常です。
次の章からは、東京都民銀行のWebカードローンを申し込むにあたって、注意しなければならないポイント、デメリット、向いていないタイプの人について詳しく紹介していきます。
失敗のないカードローン選びをする上で、メリットと同程度かそれ以上に重要な情報はデメリット情報です。東京都民銀行のWebカードローンを考えている人はぜひ、次の章のデメリットも参考にして多角的な視点で自分に向いているかどうかを判断してください。
カード到着まで最大3週間!Webカードローンのデメリット
ここまでの記事で、東京都民銀行のWebカードローンの魅力やメリット、おすすめポイントを詳しく見てきました。ここまで読んでいただいた人の中には、「自分にピッタリのカードローンだ」と思った人も大勢いるのではないでしょうか。
しかし、まだ判断するのは早すぎます。メリットがあれば、当然デメリットやこのカードローンに向いていない人も存在します。ここでは、東京都民銀行のWebカードローンのデメリットをご紹介していきます。
申し込みから利用開始まで最長3週間の場合も
東京都民銀行のWebカードローンを利用する上での注意点で、絶対に外せないのが利用開始までの長さです。Webカードローンの特徴として、申し込みから利用開始まで一切銀行に行く必要がなく完了できることは先にお話しています。これは大変大きなメリットであることは言うまでもないことです。
しかし、同時にすぐにでもお金が必要という人には一番のデメリットでもあります。これはなぜかと言うと、本人確認書類などは郵送する必要があるからです。銀行に出向いてその場で必要書類を記載し、本人確認書類を確認する場合に比べると、どうしても時間がかかってしまいます。
審査に要する時間が一人ひとり違いますので一概に言い切ることはできませんが、申し込みから利用開始までおおむね2週間、長い場合だと3週間程度の時間を要してしまいます。このことからもわかるように、すぐにでも審査をし、できれば即日融資をしてもらいたいという人には向いていないタイプのカードローンです。
利用にはインターネット支店の口座開設が必要
東京都民銀行のWebカードローンは誰でも申し込めるサービスではありません。このサービスを受けるためには、東京都民銀行のインターネット支店の口座開設かネットバンキングの利用手続きが必須です。
元々、東京都民銀行のインターネット支店に口座を持っている人や、東京都民銀行のネットバンキングを利用している人は問題ありません。そのままWebカードローンの申請手続きに移れば良いだけの話です。
しかし、Webカードローンのサービスを受けることを目的に、東京都民銀行のインターネット支店に口座を作ろうとするのは現実的ではありません。インターネット支店口座開設→Webカードローン申し込み→審査→利用開始までの時間は1ヵ月を超す場合も出てきてしまいます。
数百万円の融資を受けたいというのなら話は別ですが、給料日までの数日間を乗り切りたいという人には、向いていません。他にも低金利の銀行系カードローンは多数存在しますので、少しでも早く融資を受けたいという人は違うカードローンを検討することをおすすめします。
東京都民銀行の営業エリア以外は申し込めない
営業エリアの狭さも大きなデメリットのひとつです。東京都民銀行のWebカードローンは、東京都民銀行の営業エリアに居住している人しかサービスを受けることができません。東京都民銀行の営業エリアとは以下の4都県です。
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
上記以外に居住している人は残念ながらWebカードローンを利用することができません。上記の4都県に現在住んでいる、これから住む予定だという人以外は、対象ではありませんので注意してください。
取引明細が半年に一度送られて来るので家族にばれる可能性も
東京都民銀行のWebカードローンは、半年に一度、自宅に取引明細が送られてくる点も注意が必要なポイントです。家族がカードローンの利用を知っているという人であれば、気にする必要はありません。
それどころか、自分が何にどれだけ使ったか、残りの返済金額はいくらかがひと目でわかるので便利なサービスだと思う人も多いでしょう。しかし、カードローンというサービスの性格上、「絶対に家族に利用していることを知られたくない」という人も多いのではないでしょうか。
特に、日本では借金というととかく暗いイメージで語られがちです。その部分を気にする人も多いと思います。家族にバレてしまう心配のある人は、きちんと返済をしていれば利用明細や通知などを一切行わない会社もたくさんありますので、違う会社でのカードローンの申し込みをおすすめします。
東京都民銀行のWebカードローンを申し込む上でのデメリットや注意点などを紹介してきました。ぜひ自分を客観視して、自分に本当にこのカードローンが向いているかどうかを冷静に判断してください。
Webカードローンの申し込みから利用開始までの流れ
東京都民銀行のWebカードローンについて多角的な角度から詳しく紹介してきました。ここまで読んできて頂いた方は、その特徴やメリット、デメリットなどがすでに頭の中に入っていることでしょう。
ここでは、実際に申し込む際に必要なものや申し込みから利用開始までの詳細、さらに職場や家族にばれてしまう可能性はないかについて詳しく見ていきます。これまでより、より実践的な記事になりますので、申し込みを考えている人はぜひ参考にしてください。
Webカードローンの利用に際して必要な書類
Webカードローンに必須の書類は以下のものになります。
- 本人確認書類
運転免許(コピー)、パスポート(コピー)、写真付き住民基本台帳カード(コピー)、住民票(原本)、印鑑証明書(原本)、健康保険証(コピー)+公共料金の領収証または請求書(コピー)
※外国人の場合は、永住者:在留カード(コピー)、特別永住者:特別永住者証明書(コピー)でも可能
上記のように、原則的に申し込みの際に取り寄せておかなければならないものは本人確認書類のみです。それに加えて、郵送で送付される申込書にも必要事項を記載の上、返送する必要があります。
また、300万円以上の融資を望む人は、上記に加えて収入証明を在住している市町村役所から取得する必要があります。
Webカードローンの申し込み手順を詳しく紹介
ここでは、Webカードローンの申し込みから利用開始までの大まかな流れを説明します。順を追って説明していきます。
上記のような流れになります。ひとつ注意してもらいたいのは、金融機関によっては審査に通った時点でカードが届いていない場合でも、窓口などで借入可能なケースもあります。
しかし、Webカードローンの場合は、カードが到着しないうちは、いくら審査を通過していても利用することはできません。
返済方法や月々の返済金額はこうなっている
次に、誰もが気になる月々の返済方法と返済金額についてお話していきます。返済方法と返済金額については、先述もしていますが、ここでもう一度紹介していきます。返済方法については以下の2パターンがあります。
- ATMでの返済
- インターネットバンキングでの返済
上記のどちらがおすすめかといえば、断然インターネットバンキングです。インターネットバンキングは、24時間対応可能なのに対して、ATMはATMの営業時間内しか返済することができません。利子を考えても返せる日に確実に返済したほうがお得です。
また、手数料の面でもインターネットバンキングの方が有利です。インターネットバンキングは基本的に手数料が無料です。対して、ATMの場合は3万円未満の返済だと108円、3万円以上の返済は時間によって、216円から324円かかってしまいます。
職場バレや家族バレの心配はないか
人によっては、職場や家族にばれてしまうのではないかという点も心配だという人もいるのではないでしょうか。端的に言うと、きちんと返済さえしていれば、職場にばれる可能性は低いでしょう。
申し込み時に在籍確認の電話は職場にかかってきますが、あくまで「東京都民銀行です」としか名乗りません。銀行から電話がかかってきたからと言って、即座にカードローンを連想する人は多くありません。
それよりも気をつけるべきは、半年に一度自宅に送付される利用明細です。これを家族に見られてしまった場合、カードローンでの借り入れがばれてしまう可能性があります。
家族に隠してのカードローン利用は、後々のことを考えると決しておすすめしませんが、どうしても隠す必要がある場合は十分に注意する必要があります。
Webカードローンのメリットとデメリットのおさらい
ここまで読んでいただければ、東京都民銀行のWebカーローンにどのような特徴があり、どのようなメリットやデメリットがあるのかはお分かりいただけたのではないでしょうか。
ここで、忘れてしまった人や読み飛ばしてしまった人のために再度メリットとデメリットについて再掲します。
-
メリット
- 5種類の中から必要に応じて限度額を設定できる
- インターネットバンキングで借り入れが可能
- パート・アルバイトでも定期収入があれば申し込みOK
- 50万円までの借り入れなら、月々1万円からの少額返済もOK
- 申し込みから利用開始まで最長3週間の場合も
- 利用にはインターネット支店の口座開設が必要
- 東京都民銀行の営業エリア以外は申し込めない
- 取引明細が半年に一度送られて来るので家族にばれる可能性も
デメリット
上記のメリットとデメリットを精査した上で自分に向いていると考える人は、ぜひこの記事を参考にしてWebカードローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。
審査時間は早いほうが良い?
返済日は自分で決めたい?
お金を借りることを周囲にバレたくない?
収入証明書の用意はできますか?
返済日は自分で決めたい?
申し込みはWEBで完結させたい?
明細は郵送でなくWEB上で確認したい。
借入場所が多いほうが良い?
プロミスは三井住友銀行グループに属する大手消費者金融会社のサービスブランドです。
信頼性の高い三井住友グループの一員であるという点から、プロミスに対する信頼度も高くネームバリューもあるため、安心してカードローンを利用することができると言えます。
フリーキャッシングや女性向けのレディースローン、おまとめローン、自営者向けカードローン、目的ローンなど、利便性の高い商品を幅広く用意しています。また、業界では初めてゆうちょ銀行と提携したり、三井住友VISAプリペイドカードへのチャージサービスを導入したりするなど、利用者にとって便利で使いやすいサービスを提供しています。
プロミスのカードローンは、20歳以上で69歳の安定した収入のある方であれば、申し込みが可能できるため主婦や学生、年金受給の方でも、パートやアルバイトなどで安定した収入があれば申し込むことができます。
また、PCやスマートフォン、携帯電話で24時間365日申し込みができ、即座に入金が反映される「瞬フリ」というサービスがあります。
これは三井住友銀行の銀行口座か、ジャパンネット銀行の口座があれば24時間最短10秒で融資を受けることができ、土日祝日や夜間のキャッシングも可能です。
更に返済期日は、5日、15日、25日、末日から、自分の都合が良い日にちを選択することができ「口フリ(口座振替)」や「プロミスATM」、「提携ATM」など、利用者の都合に合わせて選ぶことができます。
CMなどで「はじめてのアコム」というフレーズを聞いたことのある方は多いかもしれません。このフレーズの通り、アコムはカードローンの利用が初めての方にピッタリの商品です。
アコムカードローンは、初回30日間金利0円、24時間365日借り入れ可能、スピーディーな審査など、初めての方でも利用しやすいサービスを展開しています。
最大の特徴は、融資までが非常にスピーディーな点です。
最短30分という早さで審査結果が届き、受付が受理されてからは最短1分で、振り込みが完了します。
また、スマートフォン・携帯電話・パソコンから、24時間いつでも利用することができ、アコムの店舗ATMも24時間営業のため、いつでも借り入れ・返済が可能です。更に、自宅や勤務先の近くにあるコンビニエンスストアのATMや、提携金融機関のATMからも借り入れができます。
申し込みもWEBで全て行うことができ、明細もWEB上で確認できるため、周囲に内緒で申し込むこと可能です。
返済についても口座振替(自動引き落とし)かそれ以外の返済方法かで返済日が異なりますが、口座振替(自動引き落とし)以外の場合は、ある程度自由に返済日を選ぶことができます。
是非一度お試しください。
竹中直人のCMでおなじみの、三井住友銀行グループのモビット。
銀行口座を持っていなくても利用できる、とても便利なカードローンです。
書類さえ揃っていれば10秒で審査がうけられることや、即日融資が受けられることも特徴として挙げられます。
満20歳以上69歳以下で安定した収入のある方であれば利用できますが、無職、専業主婦、年金以外の収入がない方は利用ができません。
申し込みから利用できるまでがとても早いのがモビットの大きな特徴です。
まず、webでできる簡易審査は、約10秒で審査結果を表示してくれます。
「web完結申込」を利用すると、本申込から実際に利用できるまで最短30分です。
また、急ぎの融資を希望する方専用に、フリーコールの窓口を設けています。申込完了後すぐに電話をすることで、すぐに審査を開始してくれます。
返済日に関しても5日、15日、25日、末日から選ぶことができ、都市部の銀行ATMや全国のコンビニエンスストアの端末・店頭等で利用することができます。
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、2007年に発売された個人向けの金融商品(無担保ローン)です。
担保・保証人不要で申し込みができる無担保ローンで、資金使途は原則自由(事業性資金を除く)です。
限度額の範囲内で繰り返し利用でき、コンビニATMで気軽に借り入れや返済が可能です。
バンクイックの金利は年1.8%~14.6%と銀行ならでは安心の金利で、利息の支払いを少しでも抑えたい方に選ばれています。
また、口座を持っていないと申し込みできない銀行カードローンが存在する中、三菱東京UFJ銀行カードローンは銀行口座不要で申し込みが可能です。
申し込みもインターネットでの24時間受付や、三菱東京UFJ銀行店舗内のATMコーナーに設置されているテレビ窓口(無人契約機)が9:00~21:00(土日、祝日は9:00~17:00)まで営業しており、審査を通過した後ならバンクイックカードの即日発行、受け取りも可能です。
更に、全国にある三菱東京UFJ銀行のATMだけではなく、提携コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM)の利用手数料もバンクイックカードを利用した際は無料で借り入れできるため、様々なメリットがあります。
三井住友銀行は、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行と並ぶ日本の三大メガバンクの一つです。
その三井住友銀行が提供するカードローンは「返済利息額を上回れば返済額の自由設定」が可能で、任意返済を希望の方は、ボーナスなど臨時収入で返済もできます。
三井住友銀行カードローンの大きな特徴は店舗に併設されているローン契約機(ACM)で、申し込み~借り入れまで完結できてことです。
さらに、このローン契約機(ACM)は土日でもローンカードを発行でき、Web上での申し込みが可能で、土日・祝日でも受け取ることができます。
また、三井住友銀行ATMだけでなく、イーネットATM・ローソンATM・コンビニATM・ゆうちょ銀行ATMでも利用手数料や時間外手数料も無料で利用できます。
申し込みに関しても、銀行口座の開設なしで行うことができるため、銀行カードローンの中では、比較的スムーズに融資を受けることが可能です。
返済を行う際も毎月5日、15日、25日、末日(銀行休業日の場合は、翌営業日)に前月の約定日の借入残高に応じて返済できるため、利用者の都合に合わせて選ぶことが可能です。
ただし、学生さんや専業主婦の方は、安定した収入が本人にない場合は利用ができないため注意が必要です。
- 審査から借入までのスピードがダントツ! アコム
- 返済金額が一定で計画的に利用できる! アイフル
- アプリローンで契約から返済まで完結可能! プロミス
- 住宅ローン有りの場合は金利が優遇! みずほ銀行
- 銀行ならではの安心金利! J.Score