クレジットカードで貯めるなら、マイルとポイントのどっちがお得?
マイル?ポイント?クレジットカードで貯めるならどちらがおすすめ?
クレジットカードの中には、利用金額に応じてポイントを貯められるものと、マイルを貯められるものがあります。
この記事では、クレジットカードで貯めるのはマイルとポイントのどちらがお得か比較します。
クレジットカードでマイルを貯めるメリット・デメリット
まずはクレジットカードでマイルを貯めるメリットとデメリットを解説します。
マイルを普段から貯めている人なら、クレジットカードではマイルを貯めるのがおすすめです。
メリット①マイルを貯めれば航空券をお得に獲得できる
航空会社ごとにANAマイルやJALマイルなど異なる種類があり、マイルを貯めれば対象の航空会社において航空券をお得に手に入れられます。
例えばANAマイルでは、最低5,000マイルで片道の航空券を手に入れることが可能です。必要なマイル数はシーズンによって異なるので、事前にしっかり確認しましょう。
年に1回飛行機で旅行に行く、普段出張などで飛行機に乗る機会が多いなど、頻度を問わず日常において飛行機に乗る機会があるなら、旅費を節約できるマイルは役立ちます。
メリット②最初からマイルが貯まるカードなら交換手続き不要で手軽
クレジットカードの中には貯まったポイントを後からマイルに交換できるものもありますが、手動で交換する場合交換に時間がかかったり、手続きの手間がかかったりします。
しかし最初から利用金額に応じてマイルが貯まるクレジットカードを使うなら、マイル獲得までの手間がかかりません。
例えば年会費2,000円(税抜)のJALカードは、買い物の金額200円につき1マイルが自動的に貯まります。
さらにJALカードで年会費3,000円(税抜)のショッピングマイル・プレミアムに加入していれば、100円につき1マイルのお得なマイル付与率です。
メリット③たくさんのマイルを貯められる「ボーナスマイル」制度も見逃せない!
クレジットカードの中には、所有していたり飛行機に乗ったりすることでボーナスマイルを貯められるものもあります。
JALカード(普通カード)では、以下のボーナスマイルが提供されています。
- 入会後最初の搭乗:1,000マイル
- 毎年初回の搭乗時:1,000マイル
- 毎回の搭乗:フライトマイルの10%分
飛行機に乗れば乗るほどマイルがたくさん貯まっていくので、マイル獲得のスピードが早まったり、高額なマイルを一気に貯められるようになったりするのも魅力です。
デメリット①飛行機に乗らないなら活用法が減る
クレジットカードでマイルを貯めるデメリットは、飛行機に乗らない人にとって役立つ場面がとても少なくなってしまうことです。
ANAマイルならiTunesギフトコードと交換したり楽天Edyと交換したりできますが、わざわざマイルを他のポイント等に交換するなら、他のクレジットカードで独自のポイントを貯めて使ったほうが手っ取り早いでしょう。
また飛行機に乗らない場合、飛行機に搭乗する際にもらえるボーナスマイルを手に入れられないのでマイルが貯まりづらくなってしまうのも難点です。
飛行機に乗る機会がない人には、マイルはおすすめできません。
デメリット②クレジットカードの選択肢が制限される
マイルを貯められるクレジットカードは、普通に自社のポイントを貯められるクレジットカードと比べると選択肢が少なくなってしまいます。
特にクレジットカードでの決済で直接マイルを貯めたい場合は、JALカードを選ばなければいけません。
ANAマイルは基本的に、ANA VISA一般カードなど提携しているクレジットカードのポイントをマイルに交換することで獲得できます(1,000円利用で貯まる1ポイント=10マイルなど)。
沢山の選択肢から自分の好きなクレジットカードを自由に選んで使いたいなら、マイルでなくポイントを貯めましょう。
クレジットカードでポイントを貯めるメリット・デメリット
続いて、クレジットカードでポイントを貯めるメリットとデメリットを解説します。
ポイントを貯める場合はポイントの活用方法が豊富で、飛行機に乗る機会がなくてもまったく困らないのがメリットです。
メリット①ポイントは交換先が豊富、マイルに交換できることも
クレジットカードで貯められるポイントは、ポイントの種類によっても変わってきますが基本的に交換先が豊富です。
例えば三井住友カードで1,000円利用につき1ポイント(5円相当)が貯まる「ワールドプレゼント」のポイントで交換できる提携ポイントや景品の一例は、以下のとおりです。
- 三井住友プリペイド(チャージ後VISA加盟店で決済に使用可能)
- 楽天スーパーポイント
- Tポイント
- ヨドバシカメラゴールドポイント
- dポイント
- ビックポイント
- au WALLETポイント
- Pontaポイント
- スターバックスカード
- カシオデジタルメンズウォッチ
- 26型折りたたみ自転車
- 鍋&フライパンセット
さらにクレジットカードで貯めたポイントは、マイルに交換できることもあります。三井住友カードでは、1以下の3種類のマイルに交換できます。
- ANAプロパーマイレージ(1ポイント=3~15マイル)
- ミッレミリアマイレージ(1ポイント=3マイル)
- クリスフライヤーマイレージ(1ポイント=3マイル)
以上のとおり、貯めたポイントの使い道が豊富であることがクレジットカードで貯まるポイントの魅力です。
メリット②楽天スーパーポイントなど、お店でそのまま使えるポイントもある
クレジットカードで貯まるポイントの中には、コンビニやレストランなどの対象店舗で使えるものもあります。
例えば楽天カードで貯まる楽天スーパーポイントは、1ポイント単位でツルハドラッグなどのお店で使えます。
Yahoo!JAPANカードで貯まるTポイントは、ファミリーマートやツタヤ、ガストなどで利用可能です。
dカードで貯まるdポイントや、ローソン Pontaカード Visaで貯まるPontaポイントはローソンで利用できます。
貯まったポイントを日常生活の中ですぐに使いたい人にも、ポイントが貯まるクレジットカードがおすすめです。
デメリットはポイントをマイルと交換する場合、還元率が下がるケースがあること
ポイントはマイルにも交換できますが、マイルと交換すると還元率が下がってしまうケースがあります。
例えば三井住友カードの「ワールドプレゼント」の場合、ANA VISAカードやANAマスターカードは例外として1ポイント5マイル~15マイルと交換できます。
しかし他の三井住友VISAクラシックカード等は、交換レートが1ポイント3マイルです。
ワールドプレゼントは、本来1ポイント5円相当です。1マイル1円と仮定すると、1ポイント3マイルのレートで交換する場合1ポイントにつき2円分村になってしまいます。
クレジットカードのポイントをマイルに交換する際は、交換レートによっては還元率が下がり損になってしまうことに注意しなければいけません。
マイルとポイント、クレジットカードはどっちを貯めてもお得!
クレジットカードでマイルを貯めるか、それともポイントを貯めるかは、普段自分がどれくらい飛行機に乗るかを基準に決めましょう。
飛行機にたくさん乗るなら、マイルが貯まるクレジットカードに入会してボーナスマイルやショッピングマイルをたくさん貯めるのがお得です。
反対に飛行機にほとんど乗らないなら、普通のポイントを貯めて好きな場所で活用するのがお得になります。
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