カードローンに対する不安を徹底解消!疑問や心配事すべて解説します
カードローンに対する不安・疑問・心配事をすべて解説!
カードローンを利用してみたいけど、何となく抵抗がある。このような方は多いのではないでしょうか。カードローンに対する不安は、カードローンに対する知識不足が原因であると考えられます。
金利が高いって聞くけど?審査で落とされてしまうのでは?キチンと返済できるか不安、家族にバレてしまうのでは?など、お悩みはさまざまあるでしょう。
そこで今回は、カードローンに対する不安を解消するために、よくある疑問や心配事についてご紹介します。初めてカードローンを利用しようと検討中の方はぜひ参考にしてください。
初めてのカードローンが不安な方へ
今までカードローンを利用することがなかった方の場合、カードローンに対してマイナスイメージを抱いている方も少なくありません。社会的に「借金=悪」と捉えられることが多いために、借金に対する強い抵抗感が根底にあるのかもしれません。
また、同じ借金でも住宅ローンや自動車ローンなど、お金の用途が明確なものに関しては嫌悪感を抱きにくい一方、カードローンなど資金の利用目的が定まっていないものに対しては、「浪費のための借金」という印象を持つ方も多いでしょう。
しかし、実際のところそれは単なるイメージにすぎません。本当に浪費のために借金をしている場合もあれば、他に金策を必要とする事情があるのかもしれないのです。
以下では、カードローンに対する不安として、特に意見の多いポイントについてご紹介します。
家族や職場にバレるのが怖い
先に触れた通り、カードローンを利用しているという事実は「お金にルーズな人」という印象を与えてしまいがち。理由はどうあれ、他人からそういうイメージで見られてしまうことは避けられないかもしれません。
しかし、カードローンを利用しているということが友人や職場、あるいは家族にバレるということはほとんどありません。カードローン会社もその点はわきまえているため、申し込みから審査、在籍確認、契約、借り入れ、返済まで、カードローンの利用を他人に勘繰らせることはないのです。
家族や職場にバレてしまう方の多くは、自分で言ってしまう(口を滑らせる)、お金の使い方が見るからに荒くなるなど、カードローン会社とのやり取りとは関係のないところからバレるケースがほとんどです。
もしも周囲にバレることを恐れているのなら、本人が振る舞いに気を付けてさえいれば、必要以上に心配することはないでしょう。
延滞すると取り立てが来そうで怖い
返済が滞ると取り立てが始まる、というのはその通りです。とはいえ、サングラスをかけたコワモテのおじさんが複数人で玄関ドアを叩くということはまずありません。
督促は電話、郵便から始まり、それでも解消されない場合は裁判所を通じた法的な督促となります。あくまでも法に則った形での督促ですので、脅迫的な取り立てや暴力行為はないと思ってください。
個人信用情報に滞納履歴が残ったり、遅延損害金が発生したりと、何かとデメリットが多いため延滞は避けるべきですが、督促に対しては正確なイメージを持っておきましょう。
銀行が運営するカードローンなら安心!
カードローンの代表格といえば、消費者金融が主体となる消費者金融カードローンでしょう。消費者金融と聞くと、何となく怪しいイメージがあるかもしれませんが、銀行カードローンだけでなく、消費者金融カードローンもほとんどが銀行と提携して運営しているため、安心・安全に利用できます。
消費者金融はカードローンを主力商品としているため、審査のスピードや使い勝手といった利便性の点で優れたものです。イメージだけで毛嫌いするのではなく、まずは有力なカードローン商品として比較検討の対象に入れてみてはいかがでしょうか。
カードローンはお金がない方の救済策という面だけではなく、日常生活を豊かにするためのツールとして認識されつつあります。自分のニーズに合致した商品を見つけられれば、日常生活の強い味方となってくれるでしょう。
カードローンの審査に通るか心配!審査に通るコツとは?
カードローンの利用には審査があります。審査と聞くと構えてしまうかもしれませんが、まずはどういった基準で審査されるのかということをしっかり理解することが大事です。
カードローンの審査基準
カードローンの審査項目は、おおよそ次の通りとなっています。
- 申込者の年齢
- 勤務先の内容、勤務形態
- 年収、勤続年数
- 他社での借り入れ状況
- 個人信用情報
申込者の年齢は満20歳以上とするところが多く、上限は満65歳未満、満70歳未満など、会社によってさまざまです。年齢は絶対条件のため、申し込み前にしっかりと確認するようにしてください。
また、カードローンの利用には、「安定した収入のある方」という項目も必須条件になっています。収入の安定性を確認するための要素とは、勤務先の内容や年収、勤続年数などで、一般的には公務員が最もポイントが高く、次いで上場企業、中小企業、自営業という順です。
勤務形態も正社員、契約社員、パート、アルバイトの順にポイントが割り振られます。勤続年数は長いほどプラスで、最低1年以上や半年以上を条件としている場合もあれば、就職・転職後1カ月目からOKとする場合もあります。
ただし、貸金業法の規制を受ける貸金業者の場合、年収の3分の1を超える貸し出しをしてはならないという規制(いわゆる「総量規制」)があり、仮に年収が300万円だとすると、利用限度額の上限は100万円以下に制限されるため注意してください。
専業主婦の場合、パートやアルバイトをしていればその内容で審査することもできますが、まったく収入がない場合は総量規制の対象である消費者金融カードローンなどは利用できません。貸金業法の規制外である銀行カードローンであれば、世帯年収で審査してくれるケースもあるため、収入のない主婦などは銀行カードローンを検討してみましょう。
なお、審査時には個人信用情報機関に登録された情報が確認されます。過去にカードローンやクレジットカードの支払いが滞ったり、自己破産などの債務整理をしていたりすると、事故情報として一定期間履歴が残るため、審査にはかなり不利になってしまいます。
審査に通るコツ4つ
審査で引っかからないためには、以下のことに注意してください。
1.事前準備をしっかりと
基本的なことですが、申し込み前に事前準備を入念に行うことが重要です。審査に必要な事項をすぐ回答できるようにしておく、本人確認書類である運転免許証の住所を現住所にしておくなど、審査以前の部分でつまずかないようにしておくことが肝心。
申込金額によっては収入証明が必要な場合もあるため、念のため手元に用意しておくと良いでしょう。
2.在籍確認があることを知っておこう
勤務先に本当に所属しているのかどうかの確認のため、基本的にはカードローン会社から在籍確認の電話が入ります。消費者金融であることを悟られないために、担当者は個人名で連絡してきますし、本人不在であっても在籍確認さえ取れれば審査は通るので、安心してください。
反対に、土日などで勤務先がお休みの場合は審査に時間がかかる場合があるため、あらかじめ余裕を持って申し込みされることをおすすめします。
3.借り入れを整理しておこう
すでに他社で借り入れがある場合は、借入残高を減らしておくことで限度額が増やせる可能性があります。とはいえ、そんな余裕があったら新たなカードローンの申し込みなんかしない、という状況の方もいるでしょう。
そのような場合は、借入額ではなく借入先の数を減らすだけでも印象は変わります。3~4社以上から借りている方は、できるだけ借入先を減らすように工夫してみましょう。
4.一度に複数社申し込まないように
審査の際にカードローン会社が信用情報を照会した記録もまた、信用情報に残ります。
同時期に複数のカードローン会社が信用情報を確認していると、急に複数社から借りなければならない程お金に困っているのか、と判断されてしまい、審査上マイナス要素になるのです。特に理由のない場合は、1社ずつ申し込みするようにした方が良いでしょう。
カードローンに関する疑問に答えます!
ここからは、カードローンに関するよくある疑問について解説します。
金利はいくらかかる?
カードローンの金利は審査によって決まります。表示されている金利は「4.0%~14.5%」などかなり幅がありますが、実際には高い方の金利が適用されると思っておいた方が良いでしょう。傾向としては、銀行カードローンの方が消費者金融カードローンよりも金利は低く、その分審査が厳しいようです。
なお、利息制限法によって上限金利が定められており、借入金額が10万円未満なら20.0%まで、10万円以上100万円未満なら18.0%まで、100万円以上は15.0%までとなっています。
仮に、10万円を15%で30日間借りた場合、利息は約1,232円となります。利率が高くなるほど金利負担が増えるのは当然ですが、同じくらい借入期間も重要になるため注意してください。
申し込みから融資までどのくらい時間がかかる?
融資までのスピードという点では、消費者金融カードローンに勝るものはないでしょう。スムーズにいけば、申し込みから融資まで最短1時間程度ということもあり得ます。申込時間などにもよりますが、即日融資が可能なカードローンも数多くありますので、急ぎでお金のいる方はご検討ください。
最大いくらまで借りられる?
カードローンの利用限度額は500万円~1,000万円とする商品が大半です。ただし、審査基準の項で述べた通り、貸金業法の総量規制があるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません。例えば、500万円の借入枠を持つためには、少なくとも年収が1500万円必要になるということです。自分の希望借入額が決まっている場合は、本当に借り入れ可能か年収をもとに計算することをおすすめします。
銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、上限額の目安は総量規制の基準に準じるケースが多いので、同じように認識していて問題ないでしょう。
返済期限の限度はある?
カードローンの返済は、借入金額によって毎月一定の返済額が定められています(リボルビング払い(リボ払い)という方式です)が、当然借入金額によって返済回数も変わることになります。例えば、30万円以下の借り入れの場合は31回払い、30万円を超える場合は51回~80回など、金額が大きくなれば返済期間は長くなります。
なお、途中で追加融資を受けた場合、その分の期間が延長されることになるので、期限を気にする必要はありません。ただし、途中で滞納を繰り返すと一括での返済を求められることもあるため、注意が必要です。
カードローンで借り入れがあるときに他のローンは組める?
総量規制の上限額は、すべての借入金額を合わせて計算してください(住宅ローンや自動車ローンなどは除外)。例えば、年収300万円の方がすでに50万円借りていた場合、総量規制の上限まではあと50万円分の枠があることになるので、50万までの借り入れが可能という計算です。
また、カードローンの借り入れがある状態で住宅ローンなどのローンを組むこともできますが、返済比率などの審査内容に影響する点には注意が必要です。
カードローンを利用すると信用情報に残る?
信用情報は金融サービスの利用履歴(クレジットヒストリー、クレヒス)であり、カードローンの申し込みや利用も信用情報に残ります。しかし、カードローンの利用履歴が何かに悪影響を及ぼすことはほぼありませんし、知人などにクレヒスを見られることもまずないでしょう。
ただし滞納などの事故情報が残ると、新たにローンを組む際に審査落ちする可能性があるため、返済が滞らないように気を付けなければなりません。
クレジットカードのキャッシングと何が違うの?
キャッシングとカードローンは、厳密には別のものですが、利用者からすればほぼ同じです。商品によっては返済方法などに多少違いがある他、一般的にはキャッシングの方が高金利の傾向があります。
わざわざカードローンを申し込むのが面倒な場合は、キャッシングを利用しても良いでしょう。ただし、継続的に利用するつもりなら、金利面でカードローンの方が有利です。
計画性を持てばカードローンの不安は解消される
今回は、カードローンに対する不安を解消するために、よくある疑問や心配事についてご紹介しました。
カードローンは身近な存在で、決して危険なものでも悪いものでもありません。大切なのは、商品の特性を理解することと計画性を持つことです。
法的に利用可能な借入額を計算しておくこと、金利を計算して最終的にどの程度の金額を返済しなければならないのかを計算しておくことなど、基本的な借り入れ・返済計画を事前に立てることで、カードローンに対する漠然とした不安は解消されるでしょう。

ファイナンシャルプランナー
日本FP協会主催「くらしとお金のFP相談室」で平成29年度相談員担当
大手賃貸仲介業者に就職、新人賞獲得。店長職を経験後、売買仲介業者として独立。 その後、創業者杉本雅幸の後継として株式会社大峰の代表取締役に就任、現在に至る。住宅の取得やそれに付随するライフプランニングの設計、資産の組み換え、相続対策などに関しての相談業務を行っている。
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