これで安心!カードローン申し込みの方法や利用時の流れを教えます!
「いざカードローンを利用しようと思っても、申込方法が分からない」「申し込みにもいくつも種類があって、どれが自分に合っているのか分からない」など、カードローンの申し込みに苦戦している方も多いかもしれません。今すぐ必要な場合や、仕事が忙しくて申し込みする余裕がないという場合など、それぞれ置かれている状況はさまざまです。
そこで今回は、カードローンの申込方法についてご紹介した上で、カードローン申し込みに必要な書類を確認し、実際にカードローンを利用する際の流れをご紹介します。どの方法が最も自分に合っているかぜひご検討してみてください。
一般的なカードローン申し込みの方法
カードローンの申込方法には、インターネットを使ったWeb申し込み、郵送による申し込み、電話による申し込み、店頭に出向いての申し込みなど種類が豊富です。以下では、それぞれの場合の申し込みの流れをご紹介します。
初めにお断りしておきますが、銀行、消費者金融、信販会社などの違いによって差があることはもちろん、事業者ごとに手順にも違いがあります。今回ご紹介するのはあくまでも一般的な場合だということをご理解ください。
Web申し込み
まず、お手持ちのパソコンや携帯電話、スマートフォンから各カードローン会社のホームページを検索します。表記はさまざまですが、「カードローンの申し込みはこちら」などのバナーから、申し込みページに移動してください。
多くの銀行カードローンの場合、当該銀行の口座を持っていることが利用条件になるため、口座をお持ちでない方は口座開設から始めましょう。
1.口座開設をする
口座が必要なカードローンを申し込む場合、先に口座開設する必要があります。口座開設は銀行窓口に行くのが一番早いのですが、インターネットから口座開設ができる銀行も増えてきました。
Web上で口座開設する場合は、必要事項を入力した上で、本人確認書類をアップロードサービスで提出します。
アップロードサービスとは、携帯電話やスマートフォンで撮影した写真データをそのままデータ上で提出できるサービスです。郵送と比べて手軽にでき、日数をかなり短縮できるのがメリットです。スマートフォンのカメラが壊れている、という方は、郵送での提出でも手続きできますのでご安心ください。
なお、Web上での口座開設には1週間程度の日数掛かるため、余裕を持った手続きを心掛けましょう。
2.申し込みページで必要事項を入力する
カードローンの申し込みページに必要事項を入力します。消費者金融カードローンなどの口座を必要としないカードローンは、ここから手続きが始まります。以下、必要事項の一例をご紹介しましょう。
- A.申込金額: 当日融資希望有無、希望限度額、ご利用目的
- B.お客さま情報について:氏名、生年月日、性別、国籍、PEPs(外国の政府等において重要な地位を占める者とその地位にあった者、それらの家族、および実質的支配者がこれらの者である法人)の該当の有無、扶養家族、メールアドレス、運転免許証の有無と番号
- C.住まいについて:住所、電話番号(携帯か固定電話かどちらか一方は必須)、住居名義人、住居(家賃)負担額、入居年月、同居内容
- D.勤め先について:勤務先名称、所在地、固定電話番号、雇用形態、保険証種別、業種、職種、会社規模、給料日、入社年月、税込年収
- E.他社の状況について:他社利用件数、借入残高
- F.審査連絡について:携帯電話、自宅、勤務先のうちから選択
- G.希望の契約方法について:Webで契約、来店で契約
- H.パスワードの登録:パスワードの登録
3.在籍確認・審査結果の連絡
申込内容の審査、自宅と勤務先への在籍確認が行われます。在籍確認の電話は通常個人名で掛かってくるため、家族や同僚にカードローンの審査だとバレる可能性は低いでしょう。
審査終了後、電話またはメールで結果のお知らせが来ます。審査に要する時間はカードローンによって大きな差がありますが、早さを売りにしている消費者金融カードローンは最短で30分から1時間で結果が出ます。一方で、銀行カードローンの場合は1週間程度の時間が掛かります。
4.契約をする
審査に通過したら、契約手続きに移ります。申し込みをWeb上でしたからといって、契約もWeb上でしないといけないというわけではありません。契約は店舗に出向いて行うということも可能ですが、ここでは契約手続きもWeb上でする場合の方法をご紹介します(店舗で契約する場合の手続きは後述します)。
Web上で契約する場合は必要書類をアップロードサービスにて提出します。アップロードサービスはお手軽で便利ですが、画像がぼやけていたり、光が反射して読めない部分があったりすると、再度アップロードを求められて余計な時間が掛かるため、撮影時にはハッキリ読み取れるようにすることを心掛けてください。
5.ローンカードの発行
契約が完了したら、後日ローンカードが本人限定郵便にて郵送されるため、家族に知られるリスクを抑えることもできます。ローンカードの受け取り前でも、インターネットまたは電話にて振込依頼をすることで、借り入れすることは可能です。
即日融資を希望する場合は、契約と同時に振込依頼もしましょう(受付時間によっては振り込みが翌営業日になることもありえます)。
なお、カードレスのカードローン(言葉の上では矛盾していますが)を扱う会社もあります。カードが郵送されてくるのが嫌で、かつそれでも店頭に行きたくない方は、カードレスをご検討されてはいかがでしょうか。
電話申し込み
1.受付ダイヤルへ電話する
受付ダイヤルへ電話を掛け、オペレーターを通して口頭での申し込みとなります。もちろん、携帯電話、PHSからも利用可能です。受付時間は会社ごとに違うため確認が必要ですが、多くの消費者金融は銀行よりも受付時間が長い傾向があり、平日、および土日祝日も9:00~21:00まで受付をしているところも少なくありません。
回答内容はインターネット申し込みの場合と同じなので、Web申し込みの項をご参照ください。口頭で回答すると、所要時間は通常20分ほどです。
2.在籍確認、審査結果の連絡
申込内容の審査、自宅と勤務先への在籍確認が行われます。在籍確認の電話は通常個人名で掛かってくるため、家族や同僚にカードローンの審査だとバレる可能性は低いでしょう。
審査終了後、電話で結果の連絡が来ます。審査に要する時間はカードローンによって大きな差がありますが、速さを売りにしている消費者金融カードローンは最短で30分から1時間です。一方で、銀行カードローンの場合は1週間程度の時間が掛かります。
3.店舗で契約する
店舗、および契約ルーム内の自動契約機を使って契約手続きを進めます。提出書類はスキャナーで読み取りできるため、インターネットでの申し込み・契約と違い、写真撮影からアップロードまでの作業は必要ありません。契約完了後、その場でローンカードを受け取ることができます。
郵送申し込み
1.申込書を郵送する
銀行の店頭などで申込書を入手し、必要事項を記載した上で郵送します。なお、申込書を店頭まで取りに行く手間を考えると、申し込みまでは電話やインターネットで行い、契約手続き以降を郵送でする方法が一般的です。
2.在籍確認、審査結果の連絡
申込内容の審査、自宅と勤務先への在籍確認が行われ、審査完了後に契約書類が郵送されてきます。
3.郵送で契約する
契約書類と必要書類をカードローン会社に郵送すれば、後日ローンカードが郵送されてきます。
店頭申し込み
1.店頭で申し込みする
消費者金融カードローンの店頭で申し込む場合は、店舗や契約ルーム内に設置された自動契約機を使って申し込みします。事前に営業時間を確認してから出向かいましょう。
本人確認書類と、借り入れ内容によっては収入証明書類(必要書類についての項参照)が必要となるため、忘れないようにしてください。なお、審査に必要な項目はWeb申し込みの場合と同じです。
2.在籍確認、審査結果の連絡
申込内容の審査、自宅と勤務先への在籍確認が行われます。消費者金融の場合はその場で結果が出ますが、銀行窓口の場合は連絡がくるのは後日です。
3.店舗で契約する
引き続き自動契約機を使って契約手続きを進めます。提出書類はスキャナーで読み取りできるため、インターネットでの申し込みや契約と違い、写真撮影からアップロードまでの作業は必要ありません。契約完了後、その場でローンカードを受け取ることができます。
銀行カードローンの場合は、契約手続き後にローンカードが郵送されるケースが大半です。
カードローン申し込みに必要な書類
カードローンの申し込みにはどのような書類が必要なのでしょうか。ここでは、カードローンの申し込みに必要な書類を確認していきます。
本人確認書類
申込者が本人であることを確認するために、以下の本人確認書類のうちいずれかのコピーが必要です。
- A.運転免許証(運転経歴証明書)
- B.パスポート
- C.特別永住者証明書
- D.在留カード
- E.個人番号カード(個人番号のある裏面不要)
- F.住民基本台帳カード
本人確認書類とは、氏名、住所、生年月日、顔写真が確認できる公的書類を指します。本人確認書類に記載の住所が現在の住所と異なる場合は、氏名と現在の住所が記載されている公共料金の領収書(電気、ガス、水道など)、もしくは住民票か印鑑証明書のいずれかの書類を原本で用意してください。
収入証明書類
ご利用限度額が50万円を超える場合、もしくはご利用限度額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合は、貸金業法に基づき収入証明書類の提出が必要です。また前記に該当しない場合でも、就業状況の確認など、審査の過程で提出を求められる場合があります。
- A.源泉徴収票
- B.住民税決定通知書
- C.給与明細書(直近2カ月分)
- D.納税通知書
- E.所得証明書
- F.確定申告書
- G.青色申告決算書
- H.収支内訳書
- I.支払調書
- J.年金証書、年金通知書
いずれの書類も最新発行分のコピーが必要で、給与明細書の場合は直近2カ月分が必要です。
カードローン利用時の流れ
以下では、カードローン利用時の流れをご紹介します。
提携ATMでの利用
カードローン会社の店舗に設置されているATMや提携先金融機関ATM、提携コンビニATMで借り入れすることができます。通常、店舗内のATMは手数料が掛かりませんが、提携先のATMを利用する場合は所定の手数料が必要となる場合があるため注意してください。
インターネットからの振り込み予約
パソコン、携帯電話、スマートフォンを使い、インターネットサービスを利用することで、24時間口座への振り込み予約をすることができます。当日振り込みも可能ですが、受付時間によっては振り込みが翌営業日になる場合もあるため気をつけましょう。
電話からの振込予約
電話でもインターネットと同じく振込予約の受付が可能です。当日振り込みも可能ですが、受付時間によっては振り込みが翌営業日になる場合もあります。
カードローンの利用は、大別するとATMからの直接借り入れと、自身の口座への振り込み融資に分けられます。店舗内ATMや提携先ATMを利用する際は、利用時間や手数料の有無を事前に確認しましょう。また、振込予約する場合は、振り込み依頼から実際に振り込みされるまでの時間差にご注意ください。
おわりに
今回は、カードローンの申し込み方法と利用方法についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容はあくまでも一般論ですが、カードローンを選択する際にどういう方法があるのかを確認してもらうための参考になれば幸いです。
急ぎでお金が必要な方は、借り入れまでの時間重視で申し込み方法を選ぶべきでしょうし、カードローンの利用を家族や同居人に知られたくない方は、なるべくバレにくい方法を選ぶべきでしょう。口座開設から必要な場合は店頭に行った方が速いのは間違いないのですが、どうしても店頭に行く時間が取れない場合は、すべてインターネットで手続きすることもできます。
申し込みにしても利用にしても、申込方法や申し込みの流れ、必要な時間などに違いがあるため、自身のニーズにぴったり合う方法を見いだした上で具体的なカードローン商品を選ぶと良いでしょう。
CFP®・1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/マンション管理士/ 住宅ローンアドバイザー/賃貸不動産経営管理士 他
日本FP協会主催「くらしとお金のFP相談室」で平成29年度相談員担当
大手賃貸仲介業者に就職し、新人賞獲得。店長職を経験後、売買仲介業者として独立。不動産業を営む傍ら、ファイナンシャルプランナーとしても活動中。
住宅の取得やそれに付随するライフプランニングの設計、資産の組み換え、不動産投資、相続対策などに関しての相談業務を行っている。
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